Record 2009
   Against Yokohama college of commerce


 2009年10月11日に行われました横浜商科大学との試合結果です。

 横浜市大 36−17 横浜商科大学

 夜分に申し訳ありません。遅くなりましたが先日行われた横浜商科大学戦の感想をお知らせしたいと思います。
 
 週半ば台風の影響もあり、雨が続きましたが当日は晴天に見舞われ、ゲームをするのにも少々暑いような天候となりました。ホームの試合だけあり、事前に大勢のOB様が応援に来ると聞いていましたので必ず勝たなければいけないと、いつも以上に緊張していたのは私だけでしょうか。
 
 試合開始後は前回の千葉大学戦の多少相手に連続でゲインされましたが、すぐに自分達のペースに持っていくことが出来たと思います。トライに関してもセットプレーからサインプレーで3本。自陣5mの相手の連続アタックを耐えた後、敵陣に進み外展開のあとFWがしっかりとフォローに走った結果生まれた1本と偶然生まれたものではなく狙い通りにトライが取れたことに少しずつプレーの完成度が高まってきたのではないのでしょうか。
 
 前半のいい流れを作り出したことの一つとしてペナルティをほとんど出さなかったことも一つでしょう。試合のキーであるレフリーを見方につけることにも成功していたのではないでしょうか。前回みたいな粗雑なプレーも減り、課題としていたボディ・ボールコントロールも改善されたと思います(相手がそんなにプレッシャーをかけなかったこともありますが)。
 
 後半に入り、バックス展開やスクラムからのNo8の突進などでトライを取られますが、その中でも連続トライを許さず取られたら取り返すことができ、流れを相手に渡さなかったことはいいことだと思います。終盤は正直私の足のもつれなどからラインブレイクを許してしまい悔しい結果になりましたが、良い意味で余裕を持ちつつ出来た試合に感じました。
 
 春からの課題を修正し、今チームの力としてはとても良い状態に仕上がってきました。これからも一つ一つのプレーの精度を高めさらなる高みを目指していきたいです。一つ次回へ課題を出すとするならターンオーバー後の攻め方でしょうか。わざわざ相手FWが密集する地点に突っ込んだり、ノックオンしてしまう。この状況でピンチなのは相手であるのにも関わらず、こっちが慌ててどうするのだと感じました。ピンチはチャンス。チャンスはピンチ。落ち着いて周りを見渡し外展開するなどチーム全体で意思統一していきたいと思います。
 
 また11日に行われた他大学の試合結果をお知らせします。掲示板などから転載したため公式なものではないため点数に若干の誤差が生じるかもしれません。
 
・東経24−創価15
・文教134−産能5
・千葉38−首都28
 
 2勝していた創価大学が敗れたため現在市大は勝ち点12の単独1位になりました。
 
 次回対戦相手の文教大学については、以前東経と産能の結果を目の前で見ているだけあってこの点差でももう驚きません。ただ産能という5部の中では力がないチームに対してしっかりと大量点が取れることは、決してワンマンチームではなく組織力が高いチームだとは認識しました。チーム柄としては市大と似ているかもしれません。セブンスではいいようにやられましたが、あくまでセブンスはセブンス。15対15でやったときにこそ本当の結果が現れるでしょう。成長した自分達を思いっきりぶつけてやりたいです。
 
 最後になりましたが、今回たくさんのOB様に応援に来ていただけたこと、部員を代表してお礼を申し上げます。差し入れもたくさんいただき感謝しきれません。前にも言いましたがこうして応援して頂ける環境でラグビーができるというのは大変うれしいことです。これからも現役・OBがつながりあえる部活としていきたいです。また本日学務課の方にも勝利おめでとうと言われました。こうして学校にも応援してもらえるこの部活をずっと大切にしていきます。
 
 次回会場は再び東京経済大学で、12時キックオフとなっております。市大に比べ遠く離れた会場となりますが、また皆様揃って応援に来て頂ければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

主将 高沢友輝   




 11日に行われました横浜商科大学戦の概要です。
 
  市大 36−17 横商大
 
 得点経過は、以下のとおりです。
 
  前半11分  7− 0
  前半16分 12− 0
  前半24分 17− 0
  前半34分 22− 0
  後半08分 22− 5
  後半18分 29− 5
  後半25分 29−12
  後半35分 36−12
  後半39分 36−17
 
 マイボールキックオフで試合を開始し、キックで戻されるもFBがゴール前まで持ち込み、スクラムからNo8->9でずらして最後はウイングでトライと順調なすべりだしです。 その後もバックスサインプレー、FBの突破と引き離します。 前半30分過ぎにゴール直前まで持ち込まれますが見事にしのぎ、直後にラインアウトからの展開で22−0として前半を終了します。

 後半に入り相手も調子を出しバックス展開でトライを取られますが、10分後にフォワード・バックスいい連携でトライを奪い返します。 キックオフから攻められ5mスクラムからNo8にサイドを突かれ再び得点を許します。 その10分後には、自陣深く蹴り込まれたボールを14番がカウンターで大きくゲインし、フォローへつないでトライと突き放します。 ちょっと動きが悪くなった終了直前にトライを許してしまいますが、勝利をつかみ取りました。

 前半は、完璧に近い内容で試合を進めていましたが、後半は相手も力を発揮し五分の戦いでした。 後半の後半はちょっと課題も残りましたが、試合後の反省で選手自ら気付いておりましたので、次回は改善されるでしょう。 このチームは試合を重ねる毎に良い内容になっておりますので、今後の活躍を期待しましょう。

 来週は、また東京経済大学グランドで「文教大学」との試合です。 文教大学は、春のセブンス大会でボール支配率では市大が上回っていたにもかかわらず、大差を付けられ、かつ我々の攻撃は何もできないとナメられた相手です。 7人制とは違うとは言え、油断することなく、強化された力を発揮して雪辱をはらして下さい。

昭和61年卒 八巻和幸