Record 2009
   Against The SANNO Institute of Management


 2009年11月22日に行われた産業能率大学との試合結果です。

 横浜市大 102−12 産業能率大学

 主将の高沢友輝です。初めにご連絡の通り23日からインフルエンザの症状が出て、こうしてご連絡をすることが出来なかったことお詫びいたします。実際にかかってみてこんなにも辛いとは思いませんでした。シーズン中に発症したプレイヤーに早く治して出て来いと言っていたことも少し無理があったと反省しています。
 
 医学部主将の橋爪から、医学部内でも6人のインフルエンザ感染者が出て、現在部活動を休止しているようです。たすき掛けに関しては現在延期をお願いしているとの状況です。また橋爪の方から連絡がありしだい私の方から連絡させていただきますが、今はたすき掛けが延期となり3部昇格への道が途切れないことを祈るのみです。
 
 全学の方も私以外に感染者が出てしまい、シーズン中ではなくて助かったところです。私が言うのはなんですが、皆様もどうかお体の方お大事になさってください。
 
 22日 産業能率大学戦 結果報告
 
 試合開始前、産能大学の責任者から人数不足のため13人かつノーコンテストで行いたいと申し入れがありこちらも了承いたしました。レフリーの方が人数がいなければ試合が出来ないのではないかと協会に確認をしましたが、結果両チームの了承があれば問題ないとのことでした。ただノーコンテストにした場合の勝ち点の違いだけの注意が述べられ試合が開始されました。
 
 得点結果
 
 102(59・43)−12(0・12)
 
 得点結果だけ見れば文句のない結果でしょう。ただ人数の差が大きく出るラグビーの試合において、80分間2人多い状況での勝負ではこのような点差になるのも当然なのかもしれません。
 
 試合開始後、どうしてもいつもの試合感覚のせいか、人数有利の場面で個人技で攻めたりと無理な攻め方が見えましたが、1.2本トライを取るうちにチームも落ち着きしっかりと人数的な差を付きトライを重ねて行きました(個人技で抜けてしまうところもありましたが)。抜けた後のフォローも全員が行い、バックスでトライを重ねていく中、3トライも取れたこともこの結果につながると思われます。
 
 ただ最後まで多かったのがハンドリングエラー。特に抜けた後のオフロードパスやラック時のダウンボール。この点差や相手の実力のせいかも知れませんが、各人無茶なプレイに走りそういったミスを犯してしまいのがもったいない。あと1メートル進むのを我慢してきちんとポイントを作れば、今回の相手ならいくらでも得点の手段があったのに相手ボールにしてしまう場面が何度も見られました。失点も人数が少なくなったスキをつかれたというよりも、自分達のタックルミスからと決して良い取られ方ではありませんでした。ただ100点ゲームをできたことは去っていく上級生や下級生ともにラグビー人生の中での自信となっていくでしょう。
 
 また救急車で運ばれた2年生の黒鳥ですが、幸い軟骨を損傷するだけですみました。ただ内出血の疑いがあるとのことで入院を余儀なくされましたが、24日症状が悪化することなく無事退院しましたこと連絡致します。大変ご心配おかけしました。
 
 また応援に来ていただきました八巻和幸様、下辻正幸様、片岡謙太郎様、鈴木茉莉様、今回も遠方まで足を運んでいただきまた黒鳥の付き添いをしてくださり本当にありがとうございました。納会から岩見快様も参加していただき祝杯をあげてくれたこと部員一同とても感謝しています。
 
 4部昇格を目標として活動してきた今年。目標は果たせませんでしたがリーグ4勝3敗の4位と十分に戦える力を示すことは出来たと思います。ただ牧野様に言われたように2〜3点差のゲームをものにすることが出来なかった悔しさもありますし、部員不足により人数的不利な状況で試合に挑まなければならないこともありました。そういう意味で結果を残せたとしても、チームとしてまだ補える部分があったとシーズンだったと思います。同じ5部残留でもできたら入れ替え戦まで進み4部の力を知り下級生に伝え引退したかった気持ちもあります。
 
 シーズンも終わりプレーで部に貢献することは出来なくなりましたが、来年少しでも良い環境で下級生がラグビーができるためにもこれからは皆様の仰るとおり部員集めなど私達ができることに励みたいと思います。
 
 今年も八巻様を中心に数多くのOB・OG及び関係者の皆様で御蔭でラグビー部が充実して活動できました。皆様の様々な意見はとても貴重なものとなりチームの活動に影響を与えいただきました。部を代表してお礼を申し上げます。私の代は1月の幹部交代を持って終わりとなりますがOBの皆様方にはこれからもどうぞ手厚いサポートをしていただけるようどうかよろしくお願いいたします。

主将 高沢友輝   




 11月22日に行われました産業能率大学戦の概要などです。
 
  市大 102−12 産能大
 
 得点経過は、以下のとおりです。
 コンバート加算が間違っている可能性がありますが、前半終了および最終結果は合っております。
 
  前半03分   7− 0
  前半09分  14− 0
  前半11分  19− 0
  前半15分  24− 0
  前半21分  31− 0
  前半24分  38− 0
  前半27分  45− 0
  前半33分  52− 0
  前半38分  59− 0
 −−−−−−−−−−−−−
  後半01分  66− 0
  後半04分  66− 5 or 7
  後半--分  71−12(負傷者対応のため6分間未確認)
  後半16分  76−12
  後半20分  83−12
  後半25分  90−12
  後半34分  97−12
  後半42分 102−12
 
 速報でもお知らせしましたとおり産業能率大学は13人でのスタートでノンコンテストスクラムとなりました。 2名のハンディをもらった有利な条件でしたので3分毎に得点するといった展開で、結果はご覧の通り特に今回は解説する必要はないと思います。 前半29分にフッカーが負傷退場し、肋骨骨折の可能性があったので平成21年卒の鈴木茉莉さんに付き添って頂き病院へ搬送となりました。骨折はしていなかったものの様態が急変するといけないので入院となりました。 後半4分にトライを取られた際にセンターが負傷で一時退出し、その間、双方得点すると共に市大の選手がシンビンで10分間の退場を受けました。 数分間ですが13対13の時間帯があり、結果からすると互角だったようです。 その他、試合の詳細は、高沢主将からの報告をお待ち下さい。
 産能大選手の最後まで戦意を喪失することなく挑んできた姿勢は、賞賛に値するものでしたので付け加えておきます。

 星取表は後ほど追加予定ですので、最終戦績は以下の関東ラグビーフットボール協会のページをご覧下さい。
 
  http://www.rugby.or.jp/2009/hoshitorihyodaigakub23456.html#5bu
 
 上記ページでは、勝ち点で5位となっていますが、勝率で並んでいる東京経済大学は首都大学東京戦でノンコンテストスクラムでの勝利で勝ち点マイナス2点および当事校の試合で市大が勝利していますので、4位のはずです(確認中)。

 選手の皆さんお疲れさまでした。 今年は、プロップ、フランカー2名、センター2名の計5名が引退予定です。 牧野さんからのお願いの通り、部員獲得に努めて下さい。 昨年から試合・練習を見させて頂き、長所・短所も大分見えてきました。 このシーズンは、5部に昇格し未知の対戦相手に対して健闘したといえますが、更に上を目指すためには課題もたくさんあることがハッキリしたのではないでしょうか。 シーズンオフがある我々のようなチームは、春のシーズンが非常に重要です。 春に形作られたチーム以上の力は、秋シーズンで出せることは無いので、勝ちたいのであれば春に徹底的に鍛えるよう引き継いで頂きたいものです。

昭和61年卒 八巻和幸