Record 2011
   Against Kanagawa University


ご報告が遅くなってしまい大変申し訳ありません。主将の平出です。
すでに、八巻様の速報やホームページの更新(八巻様いつもありがとうございます。)等でご存知になられている方も多いとは思いますが、先日の神奈川大学との公式戦第2試合目は

横浜市立大学 29−31 神奈川大学

で敗れてしまいました。
初戦であれだけ悔しい思いをした東京経済大学戦後に行ったミーティングで出た反省を活かししっかり準備は整えて試合に臨みましたが、この結果。
技術云々よりも、試合後OBの方から頂いた”気迫が感じられない”という言葉が表すようにチームに勝つことへの執念が足りなかったように思います。
ミーティングではとにかく勝ちにこだわること、もう負けられないことを念頭において技術的なキック処理の確認やチームとしての戦い方等をみなで修正しました。

シーズンが始まってすでに2敗してしまいました。しかし、星取り表を見ていただけるとわかると思いますが、今年の5部は混戦です。完全に私たちの昇格への道が閉ざされてしまったわけではありません。
ただ、もう負けられない、崖っぷちに立たされていることは確実に言えることです。
残り5試合全勝して、かならず4部昇格をしたいと思います。

勝利のご報告ができずとても悔しいですが、私たちはまだ昇格への目標をあきらめてはいません!
これからも変わらぬ応援よろしくお願い致します。

2011年10月12日 主将 平出大悟   


 神奈川大学戦の速報です。

  市大 29−31 神奈川大

 またしても結果に驚愕しております。
 前半を15−15で折り返し、後半残り1分で左10mほどにトライされ同点、コンバージョンゴールを決められノーサイドとなってしまいました。
 2戦続けての結果に言葉が見つかりません。

 本日の応援は、牧野さん、依田さん、光田さんでした。

2011年10月2日 昭和61年卒 八巻和幸   


 10月2日に行われました神奈川大学戦の概要です。

 得点経過は以下のとおりです。

  市大 29(5)−31(5) 神奈川大
  前半 12(2)− 7(1)
  後半 17(3)−24(4)

 ※()内はトライ数

   前半14分  5− 0
   前半34分 12− 0
   前半40分 12− 7
   −−−−−−−−−−
   後半05分 12−12
   後半08分 19−12
   後半15分 19−17
   後半19分 24−17
   後半25分 24−24
   後半36分 29−24
   後半43分 29−31

【前半】
 両チーム共にミスや反則で得点できないまま10分を過ぎ、ペナルティからのラインアウトモールを押し込んで14分に先制します。その後も同様の展開でしたが、34分に自陣10mから15番主将が相手の裏へ出てタックルを受けながらもポスト脇にトライし突き放しました。自陣ゴール前の攻防でペナルティを取られ、神大はスクラムを選択しセオリーとは反対に右にホイールしてNo.8が出て中央にトライされてしまいました。上記の時間は40分となっていますがウォーターブレイクがあったので、その後4〜5分ほど相手陣でプレーしハーフタイムとなりました。

【後半】
 後半早々の5分に左ポイントから回されあっさりトライを奪われ流れが変わるかと思われましたが、自陣10mからバックスでつなぎ(たぶん15->13->11)、そこへフォワードも追いついてトライを返しゴールも決まって7点差としました。15分におかぶのはずのラインアウトモールからのトライを逆に許してしまいますが、4分後にラッキーな展開で14番がドリブルして突き放しました。これで波に乗れるかと思いましたが、ポイント外側の僅かな隙間を20mほど走られて25分に同点となってしまいました。キックオフで敵陣に入るも、その後は自陣で攻防が続き、ハーフウェイ付近からロックのショートパントが上手く転び、またも14番がドリブルで36分にトライを奪いました。それで気が緩んだわけではないのでしょうが、ハーフウェイを少し入ったところから回され、左タッチから10mほどのところにトライされ同点、その後のコンバージョンキックも決まり、またもノーサイドでした。

 結果だけ見ると非常に惜しい試合ですが、後半2度の(ラッキーな)ドリブルによるトライがなければ厳しい内容でした。
 7月3日に行われた春の最終戦では、36−5と圧倒できた相手で、今日の試合を見て目覚ましく進歩遂げた様子もありませんでした。強いて言えば集中力と勝利へ執着心といったところでしょうか。
 市大の選手に集中力と執着心が無いというわけではなく、見ていてあまり感じられません(これは相手にもそう映っているということ)でした。
 悪夢としか思えませんでしたが、これが現実です。
 本日は、全員での反省会が行われるそうですので、遠慮することなく言いたい事を出し合ってチームがまとまれば残りの試合を戦えるのではないでしょうか。

2011年10月2日 昭和61年卒 八巻和幸   


久し振りに全学のゲームを見ました。
八巻君と冗談で東経戦みたいにはならないよね!なんて軽口叩いていたら本当になってしましました・・・

後半の市大のポゼッションは3-4割でしょうか。
この状況の中で3トライは特筆です。FW戦劣性ながら勝ちきるチームのパターンです。(今年の明治-筑波戦みたい)
最後は、牧野さん、八巻さん、光田さんが声を揃えて話をされていたように、勝負への執念、何をすべきかの理解が少し不足していたのかしれません。
本当に惜しい試合でした。勝てば前向きの反省ができただけに残念でした。

勝敗、得失点差、トライ数など1か月後に気になる状況が来る可能性はあります。
次のゲームは勝ちに徹して下さい。敵陣行ったら必ず点を取る。(トライの魅力は強いですが・・・)
次の試合に画期的に強くなることはありません。最後は気持ち(執念)が左右することをチームのみんなは知っていると思います

でもでも市大は戦える状況にあると思います。臥龍点睛を欠かず!のチームになって欲しいと思います。

老婆心ながら、
@ ブレークダウンでスウィープが少し遅く弱く、入る位置(ボールを味方に見せる)ポイントが少しずれていた印象です
A スクラムハーフのパスが気持ち前でラインスピードは上がると思います
B その分ラインは深くするか、ためを作って出るかで対応できます
C バックスはスピードあるので、相手フローターをFWのジャブで減らして外勝負でトライは取れそうです(どうトライを取るかのFW-BK間の意思疎通確認)
D キックカウンターディフェンスは3人ぐらいで良くラインでいっていっているのですが、タッチラインを味方につけて追い込む方向を意思疎通してやって下さい
E しかしながら、その際の2次FWバッキングアップが見て止まっている印象です
F 攻め込まれたラインアウトモールでのディフェンスの確認(6人でモール組んで2人はフローターになる、6人の姿勢が大事、難しいが・・・)
G 2次以降のBKのラインが流れている(ラインが浅い)が、走力あるので縦へ立て直しのBK全体の意思疎通確認などなど・・・

だらだら書きましたが、5部の実力伯仲の状況では勝ちきることが大切だなと思いました。
八巻さんのメールで戦績楽しみにしています。

初めてお会いしましたが牧野さんありがとうございました。若々しくびっくりしました。光田さんは徹夜明けの仕事でお疲れまでした。
八巻さんは、いつもながらの辛口オーラで微笑ましかったです。天然芝のグランドいいな・・・  依田

2011年10月2日 昭和62年医学部卒 依田浩平   


首都大学戦、応援に行きます。82年卒の松本です。

勝利を目指すことは大前提。そのうえで是非、意思のあるのラグビーを見せてください。楽しみにしています。やや不本意な結果が続きましたが、シーズンはまだ始まったばかりです。

我々の時代のことを強制するものではありませんが、30年前の市大ラグビーは基本の徹底と集中力でした。大学で初心者から始めたプレーヤが多い状況が三学年ほど続きましたので、他に道がなかったのかもしれません。基本部分はセットプレーの安定であり、早くポイントへ入る意識と、ディフェンス時の役割の徹底でした。

例えば、私は3番で出場する機会が多かったですが、スクラムブレーク後はポイントができるまでは一番深いコースで毎回バッキングアップしていました。体力を消耗し、効率的ではなかったかもしれませんが、無駄走りになってもディフェンスを厚くするための決めごとでした。

集中するケースは、キックオフ時と両チームぺナルティ後の試合再開プレー、そして攻撃時にセンタークロス・カンペイ・ミズノのサインプレーが出たときでした。それほどトライが取れるチームではなかったので、これらのプレーの時にはプロップではありますが、次の展開を想定して特に集中しました。
集散を早くすること、そしてマイボールを確保することです。サインプレー一発というよりも、その後の展開で有利に立ちトライにつながったケースが多かったように記憶しています。

時代とともに、そしてプレーヤの質によりラグビーの内容はある程度変わると考えます。ただ、チームとして意思を持つこと、個々の選手が試合の中での自分の役割を意識してプレーすることが勝利への近道であることは変わらないと考えます。

蛇足ながら、今回のワールドカップで残念であったのは、チームとしての意思が”速く、低く、激しく”であったはずなのに、実際のプレーヤ選択や試合中のプレーにそれが反映されているようには見えなかったことです。

以上

2011年10月14日 昭和57年卒 松本芳武