Record 2012
   Against Tokyo Keizai University


 東京経済大学戦の速報です。

  市大 24−60 東経大

 後半5点差まで迫りましたが、ご覧の結果です。
 詳細は後日報告します。
 とてつもなく遠い文教大学第3グランドから。

2012年10月21日 昭和61年卒 八巻和幸   


 報告が夜分遅くになり申し訳ありません。

>> とてつもなく遠い文教大学第3グランドから。

 と言っても金沢八景からは押上で東部スカイツリーラインに乗り換えるのみで乗車時間は約1時間50分ほど掛かりますが、楽ちんで文教大学のある北越谷駅に到着しました。
 駅前のコンビニで差入れのスポーツドリンク2リットル3本をリュックに入れ、10分ほどで文教大学に到着しました。
 ところが、校内にある小さめのグランドは静まりかえっており、近くにいた学生さんに聞いたところ20分ほど離れた場所にラグビー用の第3グランドがあるとのことで、迷いながら30分ほど掛けて到着しました。
 ホームページの案内誤りで到着できなかった方がおりましたらお詫びいたします。
 こんな私のすべりだしが良くなかったのか?、残念ながら折り返し地点で当初の目標を達成することができなくなってしまいました。

 東京経済大学戦の得点経過は以下のとおりです。

 ※グランドが2面あり写真では、隣のゴールポストが写って判りにくい場面があります。

  市大 24−60 東京経済大
  前半 14−22
  後半 10−38

   前半08分  0− 3
   前半16分  0−10
   前半21分  0−17
   前半26分  7−17
   前半30分  7−22
   前半39分 14−22
   −−−−−−−−−−
   後半09分 17−22
   後半10分 17−29
   後半14分 17−36
   後半26分 17−43
   後半31分 24−43
   後半33分 24−50
   後半35分 24−57
   後半38分 24−60

【前半】
 マイボールキックオフをゴール前まで攻め込んでいたところでミス(多分)からターンオーバーされますが、ここは何とか自陣ハーフウェイライン付近でのマイボールスクラムとしました。そこから回したボールをターンオーバーされ、ゴール前5m付近の防戦からペナルティゴールを入れられ8分に先制されます。
 今度も敵陣に入って22mラインちょっと手前のラインアウトをミスしターンオーバーされ、キックされたボールが上手く相手に収まって16分に0−10となりました。
 敵陣22m内に入ったところのミスで相手スクラムになりましたがターンオーバーし、展開したボールを今度は相手にターンオーバーされ22mから走られて、21分に0−17と3回連続で敵陣まで攻め込んでいての得点を許してしまいました。
 今度は逆にラインアウトのミスで自陣22mまで攻め込まれたところのキックを追いかけターンオーバーし、26分に7点返しました。
 相手のキックオフミスで得たセンタースクラムを生かせず自陣での攻防となり、ディフェンスの甘いところを突かれて30分にまた離されてしまいました。
 直後のキックオフを相手のまね?をして相手に献上しましたがペナルティを得て敵陣へ。ペナルティでハーフウェイラインまで戻されたボールをターンオーバーし、ペナルティをもらって敵陣22m内へ。もう一つペナルティをもらって(多分)速攻で39分に後半に繋がる得点(14−22)をしました。
 写真のとおり前半終了間際もピンチがありましたが、ここは何とかしのぎました。

【後半】
 後半開始直後の相手キックオフをターンオーバーされて攻め込まれ、どうなることかと思いましたが、何とかしのいでターンオーバーから敵陣まで入りました。キックのカウンターでハイタックルを受けもらったペナルティをノータッチとするミスはありましたが、みんな頑張って取り戻し攻め込んでゴールポスト正面22mラインでペナルティを得ました。何をするのか暫く迷っているようでしたが、ここは冷静にペナルティゴールをねらい9分に5点差としました。
 これで相手の背中が見えたのでいい勝負になると思ったのですが、1分後にノーホイッスルトライで難しい角度のコンバージョンキックも決まって12点差とされてしまいました。
 直後のキックオフをマイボールにしゴール前まで攻め込み、残り時間も十分にあり、ここで得点できればまだ問題なかったのですが、パスミスからか80mほど走られて14分に更に点差を広げられました。
 あせっていたのか敵陣10mほどからトライを取りに行くような攻め方を続けて、ミスで相手ボール、自陣での戦いに。その後、敵陣に入るもキック処理のミスで自陣に5mほど入ったところで相手スクラム。その後ペナルティでもらった敵陣15mほどのラインアウトをターンオーバーされ26分に駄目押しにも近い得点を奪われ26点差に。
 今年のチームの良いところ?は、これだけ離されても立ち向かっていくところ(あだとなることもありますが)でしょうか。バックスが頑張って敵陣ゴール前でペナルティを奪い、フォワードが奮起して31分に7点返し逆転の可能性を繋ぎました。
 得点して気が緩んでいた訳ではないのでしょうが、いつもの?悪い癖が出てキックオフの処理ミスによるノーホイッスルトライで帳消しに。
 こうなると気持ちが空回りし敵陣から走られ、その後のディフェンスの甘さもあって、35分にこれまたノーホイッスル?でトライされてしまいました。
 ここまで来ると頑張っては見ても悪い流れは断ち切れず、38分に自陣ゴール前でペナルティを取られ24−60となってしまいました。
 残り4分最後まで戦った姿は、写真でご覧下さい。

【感想】
 今回の試合は前回と違って敵陣で戦っていながらミスで相手に得点されてしまう悪循環でした。
 当然、技術の未熟さに原因があるのですが、戦略での対応や集中力を相手より高めることで、十分いい勝負ができた試合でした。
 前回同様、終盤に逆転が難しくなった時点で一矢報いようという気持ちは見ていてわかるのですが、全員の意思・技術が揃っていないので穴だらけの攻防となり、結果的に大差を付けられております。
 選手みなさんの合意で、このような状況になったら自棄っぱちで攻撃することになっているのなら問題ないのですが、そうでないとしたらこの結果を見た今後対戦するチームは失点の多い大したことの無いチームと見下して臨んでくることにならないでしょうか。
 個々の選手のはやる気持ちを抑えてチームプレーを徹底させることも主将・副将の大事な役目です。

 特に今回の試合で残念だったのは、後半9分に5点差としておきながら流れを持ってこれなかったところです。
 個人攻撃的な発言はしたくないのですが、新しい目標に向けて苦言です。
 昨年まで完璧に近かったラインアウトが今年はネックになっています。
 これはスローアーの技術不足(+本番での弱さ)とラインアウトプレーヤーとの意思の疎通のなさです。
 この状態では、ゲームの組み立てようもありません。
 このことは主将・部員も周知の事実ですが、本人への指摘や対応策がなされていないようです。
 言いにくいことかもしれませんが、ときには面と向かって指摘することも優しさです(フォローも忘れず)。
 これからの成長を期待していますので、頑張って下さい。

 残り3戦となり星取表から対戦相手の力が読みとれる状況になってきました。
 定期戦は3点差での敗戦でしたが首都大は、大したことないと侮っておりました。しかし、勝敗は同率で得失点の総計(得点-失点)は市大(121-150)、首都大(98-103)と微妙な状況です。
 今年、だんとつと思われた千葉大は創価大に19-19と引き分けでした。
 これからは昨年下位順位チームとの対戦なのに、まったく気の抜けない試合が続き大変ですが、残り全勝を目指しましょう。

2012年10月22日 昭和61年卒 八巻和幸