Record 2012
   Against Tokyo Metropolitan University


 首都大学東京戦の速報です。

  市大 19−24 首都大

 前半を10点差で追いかける展開となりましたが、後半中盤で逆転し波にのれるかと思われましたが、再逆転を許してしまいました。
 残り5分ほどは相手をゴール前に釘付けにしましたが、得点する事が出来ずノーサイドとなってしまいました。

 本日は、いつも講師をして頂いている向上高校の青木先生と平成20年卒の下辻正幸さんの応援でした。

 脳震とうの疑いのある選手が出てしまったため、付き添いの東海大学病院から

2012年11月4日 昭和61年卒 八巻和幸   


 遅くなりましたが、首都大学東京戦の得点経過です。

  市大 19−24 首都大学東京
  前半  7−17
  後半 12− 7

   前半07分  0− 7
   前半17分  7− 7
   前半21分  7−12
   前半42分  7−17
   −−−−−−−−−−
   後半08分 14−17
   後半17分 19−17
   後半29分 19−24

 以下の概要は、時間が経っており記憶が薄れている場面もあり不正確なこともありますので、ご了承願います。
 当日は、いつも講習会で指導頂いている向上高校の青木先生が来られ、助言および声援を頂きました。

【前半】
 いつも対応の悪い相手キックオフは何とかしのいで敵陣での攻撃を続けて10mでペナルティをもらいましたが、キックがタッチインゴールを割り相手スクラムに。相手キック後なのでマイボールラインアウトだと思われますが自陣10mで相手に出て、3、4次攻撃あたりでディフェンスの裏に出られて、取られてはいけない序盤での失点です。
 その後は敵陣に入るもキックで戻され、個人の突破力で再び戻るといった攻防が続き、やや強引なバックスの突破力で良い時間帯の17分に同点としました。
 ここでウォーターブレイクが入り、開始のキックオフでいつもの悪い癖が出てターンオーバーされノーフォイッスルトライ(多分)を奪われてしまいました。
 その後、相手ゴール前まで攻め込むなど大半が敵陣での攻防でしたが、残り1分攻め込んでいての反則から自陣10mラインアウトモールを押し込まれて更に引き離されての折り返しとなってしまいました。

【後半】
 ハーフタイムに頂いた青木先生の助言が効いたのか、悪い流れにはならず敵陣での攻防が続き、心配されたマイボールラインアウトを失敗するもブレイクダウンでターンオーバーし、ペナルティを得てタッチへ。今度は、ゴール前5mのラインアウトを成功させピールオフでタッチ側を突破しフォワードがなだれ込んで後半先制しました。
 得点後のキックオフ処理が悪いことへの注意を青木先生から頂き、ここはナイスキックで敵陣22mまで入りました。何回かキックで戻される場面がありましたが、敵陣での攻防が中心で、ハーフウェイラインからマイボールラインアウトを確保し、良いテンポでの攻撃が続き、17分に2点差ですが逆転に成功しました。
 ここで安心してしまったのか、相手の気迫が勝ったのかキックオフから攻め込まれます。青木先生の声援もあってかゴール前の防戦は跳ね返すも、再び攻め込まれラインアウトモールを押し込まれて、29分に5点差で再逆転されてしまいました。
 残り時間も大半は敵陣で、最後3分を切ったところからはゴール前に釘付けにしますが、得点できずノーサイドとなってしまいました。

【感想】
 試合後、最後の攻撃中にミスをし得点できなかった選手が悔やんでおり、それを慰める選手もいたと話しを聞きました。これはこれで良い話しですが、今回の試合は再三敵陣深くに入り得点できるチャンスがありながらできなかったことを悔やむべきではないでしょうか。どこかの場面でしっかり得点していれば、この選手もそんなに悔やむ必要もなかったと思います。何が言いたいかというと、個人で得点するのではなくチームで得点することをもう少し考えてみてください。

 首都大の方が技術・チーム力がちょっと上、市大は個人の力がちょっと上で互角な戦いでした。当日は試合後に勝つことを前提に苦言として考えていたことを、もう機会がないので話させて頂きました。
 前日土曜日の練習を見て、非常に不安に思ったことを以下のとおり指摘しました。

  ・ストレッチの際、大半が2、3人集まって話し続けながら、行っている
  ・ミスをしてもゲインラインまで走らずに終わってしまう
  ・自分の順番が終わって次のポジションまで(ダラダラ)歩いて行く

 若手OBには、考え方が古いとお叱りを受けそうですが、この僅かな結果の違いは、私にはこれ位しか思いつきません。
 7日は出張帰りに50分ほど練習を見学することができました。練習日程の関係か他のクラブは見られずラグビー部だけが僅かな照明の中で練習を行っておりました。立っているだけだと寒いなか、最後まで声を出して練習しておりました。
 みなさも、練習・試合にもっと足を運んで頂き、的確なアドバイスをして頂けますようお願いします。

 11日は、厚木にある神奈川工科大学グランドで千葉大学との対戦です。
 以下、星取表を見ると、29-5で勝利した神奈川大学が千葉大と引き分けた創価大に14-22と善戦しております。
 今年の千葉大は格上かもしれませんが、これを見る限りやはり同じ5部なので十分戦える相手ではないでしょうか。
 明日1日しか準備期間はありませんが、市大の意地(<-これぐらいしかアドバイスが見つかりません)を見せましょう。

2012年11月9日 昭和61年卒 八巻和幸