Record 2012
   Against OB


横浜市立大学ラグビー部 主将 成合脩二です。

この度は@最終結果のご報告、AOB・OG皆様への御礼、B主将として一年間を振り返って、の3つを不躾ながらメールにてご報告させていただきます。


@最終結果のご報告

【戦績】
文教大学 37-7
神奈川大学 46-33
創価大学 14-50
東京経済大学 24-60
首都大学東京 19-24
千葉大学 12-50
神奈川工科大学 不戦勝

以上、3勝4敗となりました。

【感想】
全体を通してDF面に課題の残るシーズンになったと感じております。
今シーズンの1位〜3位はそれほど点を取られていないことを考慮すると、まだまだDF面の強化は必要であると感じています。
ですが、初心者、ラグビー2年目の部員も多い中、3勝できた部分は評価できる点であると個人的に感じております。


AOB・OG皆様への御礼

OB戦 62−7【現役勝利】

本年度も一年を通して、ご支援して頂きありがとうございました。
ご多忙であるにも関わらず、休日を返上してまでお越し頂きましたOBの方も多く、主将としてアドバイスを頂く機会もありました。
また懇親会に部員を招待していただき、OB・OGの皆様との交流を企画して頂いた機会もあり、ありがたく思います。
そして今シーズン最終戦のOB戦は、急な計画であるにも関わらず、OBの方の各方面へのご協力もあり、無事に開催することができました。
私どもの力だけでは、開催することができず、市大ラグビー部の縦の繋がりに大変感謝しております。
厚く御礼申し上げます。

来年からは現在の2年生がチームを率いていくことになります。
私個人の感想では、各個人がチームのことを考えられる部員であり、4部を目指してやっていけると信じています。
しかし、OB・OGの皆様から見た視点だと違う考えを抱かれることもあると思います。
4部へ昇格するためにも、来年度も引き続き、ご支援して頂ければ幸いです。


B主将として一年間を振り返って

多くの方々に支えられた一年であったと感じています。
高校、大学とラグビーに携わりましたが、市大ラグビーの主将という立場は一つ意味の違うものだと思います。
市大ラグビーの主将は、OB・OGの皆様へのご連絡、シーズンの方針、試合相手の選定、練習のメニュー、練習指導など学生主体である分裁量権も広いものです。
掲げる目標が高いほど、その責任の重さも増してくる実感も感じていました。
しかし、八巻和幸様をはじめとするOBの皆様、青木雅仁先生、先輩方、同期、後輩、マネ、など多くの方々に責任の大きい案件から細かい部分まで相談させていただきました。
その中で頂いたアドバイスは、主将として判断していく上で大変参考になるものでした。

残念ながら、シーズンでの目標を達成することは叶いませんでしたが、目標達成のために働いた経験は、今後自分自身の糧にしていく所存です。

最後に、一年間お世話になりました方々皆様に、厚く御礼申し上げます。

2012年11月26日 横浜市立大学ラグビー部主将 成合脩二   


お疲れ様でした!
強豪チームにはない色々な苦労やコンプレックスなど、懐かしさを感じます。試合には行けませんでしたが、遠くから応援しています。現役諸君、頑張れ!そして四年生の選手、マネージャー、お疲れ様でした!

2012年11月26日 平成12年卒 薄井雄一郎   


 11月25日のOB戦に参戦されましたOBの方々、医学部応援の方々お疲れさまでした。
 現役諸君は、長いリーグ戦ご苦労さまでした。
 練習から300枚を超える写真をマネージャーに撮影してもらったので、みなさんの楽しんでいる姿をご覧下さい。

 2日前の連絡だったので人数が集まらないと高をくくって、前日の高校OB会は朝帰りでした。と言う状況が予測されていたのでOB戦は不参加と連絡してありましたが写真は撮りに行く約束だったので、シャワーを浴びてカメラだけ持って出かけました。13時半過ぎに到着するとOB戦と知らず見学に来られていた昭和52卒の羽生さんがレフリーとなり、それでも1名足りず最後は15対15で勝負したいと主将が悲しい顔をしていたので、まだ酔っている勢いもあって羽生さんの車で用具を取りに連れて行って頂きました。何とか試合開始20分前に合流し、2番を付けて左プロップで参戦しましたが、ご覧のとおりほとんど写真に撮られることなく終わりました。

 主将からの報告のとおりリーグ戦の後半は結果を出せませんでしたが、普段の練習・講習会をとおして成長しているチームでしたので、運動量の足りない(私だけ?)OBチームは、20分ハーフにもかかわらず、62−7と圧倒されてしまいました。今回の試合で主将も言っているディフェンス(タックル)面については、OBチームに決定的なチャンスがなかったこともあり、大きなミ スは見られませんでしたが、どんな場面でも全員がしっかりタックルできる技術(精神面も含む)を身に付ける必要はシーズンを通して感じました。対戦して思ったことは、アタック・ディフェンス共にブレイクダウンでボールに対する執着心が感じられなかったことです。ちょっとファイトすれば取れそうなOBボールも見ているだけ、私が手を掛けたり足で掻いたりしただけでターンオーバーできてしまうなど、もったいない場面がありました。OB戦ということもあって手加減をしてくれたのかもしれませんが、もっとどん欲にならないとリーグ戦5部でも勝てません。

 シーズンが終わったので少し厳しい指摘をさせてもらいます。「4部昇格」目標を高くすることは構わない(良い)ことです が、達成するための練習、試合への臨み方をしているとは、まだまだ思えません。色々な方から3部〜5部の力の差は無いとの話しがあり、対戦を見たのは横国大(3部7位)、駒澤大(4部3位)の2試合で個々の力を平均すれば上でしたが、市大には彼らより突破力のある選手が何人もおり、埋められない力の差ではありません。では何故結果が出せないのかは、何度かメーリングリストでも報告しておりますが、「生活面」と「練習中の僅かな集中力」でしょうか。比較するのも失礼かもしれませんが、帝京大学の強さに関する記事が参考になりますので紹介します。

  【ラグビー】代表候補選手も躍動。「成長」にこだわる帝京大のワンランク上の強さ
   http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121120-00000303-sportiva-spo

 この中で必要と思われる文言を以下に抜粋しておきます。

  ■「・・・しんどい時にがんばれよ・・・」
  ■強いチームは疲労がピークに達した時の基本プレイを見ればわかる。
  ■ひとり一人が低いタックル、素早い起き上がり、サポートを繰り返す。ひとことで言えば、真面目なのだ。
  ■・・・私生活を含めた日々の鍛錬の結果・・・

 現役はじめOBの方々からもトップチームと比べてもしようがないとお叱りの声が聞こえてきそうですが、相手と同じこと(練習内容だけでなく取り組む姿勢や考え方を含む)をしていたのでは、これから先も同じことの繰り返しです。
 今年は8月以降に計12回の講習を行って頂きましたが、これについて学生から週1回程度の指導では意味が無かったようなことを聞き残念に思っております。高校の顧問のように付きっきりで全ての練習を見てもらえれば結果が違ったと言いたいようで、普段「われわれ(学生)は、自主性をもってチームを運営している」と言ってい ることと矛盾しないでしょうか。私が見る限り、前に教えて頂いた技術や戦略などは忘れてしまって、毎回同じ基礎的な指摘を受けて、自ら数少ない?講習会を台無しにしていると思えました。何故、基礎的な練習ばかり繰り返されるのかなど自分達で感じ取り、わからなければ質問し意図を受け取り、教えて頂いた技術は普段の練習で身に付け、出来ていない選手がいればお互いに指摘し合って高め合うことが、学生主体の自主性ではないでしょうか。1から10まで手を取って教わらなければできないのでは、小学生と同じレベルと思われてもしようがないでしょう。
 私から言えることは、まだ「4部昇格」への準備はできていないということです。新年度のメンバーによっては、4部昇格もあるかもしれませんが、人頼みではなく、チーム力の向上を期待します。そのために大切なことは、卒業される先輩の残した戦績以上の結果を出すことへの努力です。当たり前のことですが、これを繰り返していけば必然的に昇格できチーム力も上がっているはずです。1学生のラグビー生活は、4年間しかありませんが、あせらず力を付けて下さい。
 今年は、例年になく5名と多くの選手が卒業し、来年は新3年生がチームを率いることになります。卒業される方々は、今年一年の思いや出来たこと出来なかったことを下級生に伝えて下さい(結果「目標4部昇格」となるかもしれませんが)。
 私がこんな話しをしなくても、当日の納会で若手OBからもっと有益なアドバイスがあったことと思いますので、上記は単なるぼやきと受け止めて下さい。

 当日は、帰って洗濯をしていたら体調が悪く(2日酔い)なり、納会はサボらせて頂きましたが、OB戦は足を引っ張りながらも楽しく参加させて頂き感謝です。
 直前の連絡だったにもかかわらず、部長はじめ、以下、OBチームには多くのメンバー(敬称略)が集まりました。

 最後に皆さまからご要望のありました過去の戦績について、OB戦後に部室にありました「関東大学ラグビーフットボール連盟四十周年記念誌」を借用してきましたので、後日ホームページに掲載します。
 市大の記録は、昭和51年度から平成19年度まで掲載されておりますが、同じ星取表が掲載されているなど、かなりずさんな内容なので期待せずお待ち下さい。

2012年11月27日 昭和61年卒 八巻和幸