Record 2013
   


横浜市立大学ラグビー部OB・OGのみなさま

こんばんは、主将の高橋です。

今シーズンの最終結果が確定いたしましたのでご報告いたします。
今期、横浜市立大学ラグビー部は3勝4敗(不戦勝による1勝含む)で最終順位は4位となりました。東京経済大学も同じく3勝4敗ですが、東経には我々が勝利しているため市大のほうが順位が上がりました。

簡単にですが、今シーズンの総括を書かせていただきます。

初戦から第3試合までは反省点ばかりの試合でした。夏合宿を行わなかったことに加え、 予定していた他チームとの練習試合、合同練習がなくなってしまったことによる経験不足が如実に感じられました。ゲームの展開に関して、キックが安定しないことから自陣からでもボールを回すランニングラグビーを重視してきましたが、オフェンスブレイクダウンが安定せず、結果的に苦しい展開を自分たちで作ることになっていました。また、セットプレーが安定せず、大事な局面でのスクラム、ラインアウトでミスが起きるため、点を取り切れない、守りきれないことが多くありました。データを整理してみると、ひどい試合ではマイボールのスクラム取得率が
50%前後、ラインアウトが40%でした。敵の圧力というよりも、自分たちで自分たちのプレーを崩してしまっている、そういった感触がいつもチームにあったと思います。

以上のような問題点をミーティングで話し合い、まずは自分たちのミスを 減らすこと、セットプレーを安定させることから始めていきました。ハンドリングやオーバーに関しても、基礎の基礎から練習を重ねたことで、ひどい試合では4割程度だったラインアウトの取得率が9割以上になる、オフェンスの継続時間が増えるなど確かな成果が現れました。また、一昨年より休部しておりましたキックの蹴れる部員が一名復帰したことで、セオリーに従ったキックで陣地を稼ぎながら敵陣でラグビーをすることができました。第4戦こそ勝てなかったものの、暫定1位の相手に善戦することができたうえ、第5戦、第6戦と連勝することができました。

不戦勝を含め昨年と変わらぬ3勝4敗という結果ですが、尻上りに勝てたこと、そして今季とほとんど変わらぬメンバーで来年のシーズンに臨めることは、必ず来年につながることと信じております。人数不足など、まだまだ課題や反省点は多く残っておりますが、来年の横浜市立大学ラグビー部にご期待いただければと思います。


今年度はOB名簿の更新やOB廻り、寄付金や毎試合の応援や温かいメッセージをいただくなど、OB・OGのみなさまには本当にお世話になりました。ありがとうございます。OB・OGのみなさまのご協力があってこそ、横浜市立大学ラグビー部の活動があるのだと思っております。

チームとしての活動はここで一区切りとなります。今後は例年通り1月16日〜19日に行われます冬合宿にて、幹部の交代および新チームの始動となります。

今後とも横浜市立大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。

2013年11月26日 横浜市立大学ラグビー部主将 高橋哲朗   


連絡有難うございました。一つの楕円形のボールを15人で心一つにして戦うラグビー誠に難しくもあり楽しくあるもの。反省もあり夢もあるでしょう。来期に向かって頑張ってください。年をとって応援にもいけず失礼。

2013年11月26日 昭和39年卒 荒川佳紀   


主将の高橋です!
遅ればせながら2013年秋シーズンの最終結果を報告させていただきます。
われらが横浜市立大学ラグビー部は3勝4敗(不戦勝による1勝含む)で、最終順位は5部4位となりました。
4連敗から始まった今年のシーズン、降格の入れ替え戦に進むかとヒヤヒヤしましたが、例年と比べ混戦となったリーグ戦の中何とか最終的には上位半分で終えることができました。

人生で初めて、キャプテンという立場で過ごした約10ヶ月間でしたが、今までの大学ラグビーでの2年間、高校時代も含めれば5年間とは全く違う景色が見えた10ヶ月でした。監督やコーチがいない中で、常にチーム全体のことを考えながらラグビーをするというのは、自分にとっては初めての経験であり、試行錯誤の連続であったように思います。
思い返してみれば、人数不足や経験不足など課題の多かった今年のシーズン、判断を誤ったことや全体まで気が回らず必要なサポートができなかったことなど、悔やむところは大いにありました。挑戦することへのプレッシャーよりも、失敗したことへの後悔や反省が色濃く残る10ヶ月だったように思います。
しかし、それと同時に今まで以上に強く感じたのは仲間やチームに関わってくださった方々への感謝の気持ちです。判断に迷った時、思うような結果が出なかったときに、背中にかかった重りを軽くし、自分を助けてくれたのは仲間の一言や一つのプレーであり、チームは一人ではなく全員で作りあげるものであることを改めて実感しました。色々な面からサポートしてくださったOB・OGのみなさま、毎週合同練習をし練習試合には助っ人まで出してくれた市大医学部ラグビー部のみなさん、練習試合や合同練習を組んでくださった高校、大学、社会人のチームの方々など、あげていけばきりがありませんが、主将という立場になって初めて気が付くありがたみが非常に多かったです。
改めて、市大ラグビー部に関わってくださったみなさまに感謝の気持ちを述べさせていただきます。本当に、ありがとうございました。

主将としての仕事はここで区切りとなりますが、自分はまだ3年生、来年のシーズンもあります。来年こそは目標である4部昇格を目指して、どんな立場であっても今年1年の経験を生かして頑張っていきます!
今後とも、横浜市立大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。

2013年12月9日 横浜市立大学ラグビー部主将 高橋哲朗