Record 2010
   Against Tokyo University of Foreign Studies


 2010年4月10日に行われた東京外国語大学との試合に関して報告致します。

 横浜市大 7−38 東京外語大学

  前半(0−28)
  後半(7−10)

【課題と試合の感想】
 
 相手1人に対し、こちらは2人3人と、人を費やしてしまい、次の攻撃で数的有利な状況を相手に与え、大きくゲインをきられる。という場面が数多くありました。
 
 また、1人抜かれると後ろのカバーディフェンスがなく、そのままトライを許すということがありました。
 以上2点が、ディフェンス面での問題であると感じました。
 
 オフェンスでは
  ・ラックに対してスイーパーが自立しておらず、そのまま倒れこんでしまうこと
  ・攻め込んだ場面でチャンスにも関わらず、こちらがあたふたしてしまいミスをおこしたこと
  ・スタンドが巻き込まれた後の攻撃に反応できなかったこと
 など数多くの課題がありました。
 
 これからの練習では、常に次のプレーを意識しすること、プレーを勝手に切らず、トライを取るところ(最後まで)までしっかり行うことで改善を図ります。
 
 また、試合中の指示の声や、どんなプレーがしたいのか、誰がボールを持っているのかという声、チャンスやピンチの時の盛り上がりなどがなく、1試合を通してとても静かでした。他人任せになるのではなく、全員が積極的に試合やプレーに参加することでチームが盛り上がり、もっと試合も引き締まったものにしなければいけないと感じました。
 
 本日の試合で相手との大きな差を感じた点は
  ・一人ひとりの接点の強さ
  ・ボールをもらう時のスピード
 です。
 
  接点の強さはすぐに身に付くものではなく、コンタクト練習と継続的なウエイトトレーニングにより徐々に強化していく分野です。しかし、ボールをもらう時のスピードはすぐにでも変えることのできることなので、来週の試合では、ここだけは本日の試合と違うと示します。
 
 ご声援ありがとうございました。来週の試合では良い報告を致します。

主将 大杉良人   


 得点経過は、以下のとおりです。
 
  前半14分 0− 7
  前半20分 0−14
  前半21分 0−21
  前半27分 0−28
 −−−−−−−−−
  後半03分 7−28
  後半07分 7−33
  後半31分 7−38
 
 試合後のミーティングでは、スロースタートだとか勝てたかもしれないなど、ちょっととんちんかんな意見もありましたが、前半半ばまでは0−0でした。
 これは単に相手もへたくそだったためです。
 その相手に対しても、ほころびが出た後は、ご覧のとおりでした。
 体の大きさも問題視していましたが、直接的に影響の出た場面はほとんどありませんでした。
 連続攻撃にまでは至らなかったものの、練習で行っていたバックスの勢いある突破は効果がありました。
 練習でほとんど行っていないコンタクトプレーは、当然の事ながら問題有りです。
 医学部の協力を頂いた即席チームなのでチームプレー云々はありませんが、相手ゴール付近での得点に対する執着心がちょっと欠けているようです。
 この時期は、みんなで慰め合うのではなく、自分たちの実力を確認し、足りないところを補って、秋シーズンで結果が出せるように準備しましょう。

昭和61年卒 八巻和幸