Record 2010
   Against OB


 2010年5月2日に行われた新歓OB戦の結果です。

 学生 20− 0 OB

 こんにちは。本日は連休にも関わらず、OB戦に参加していただき、ありがとうございました。
 本日は20‐0で、現役チームが勝利し、2月のリベンジを果たすことができ嬉しく思いました。
 新入生はプレイヤー5名、マネージャー4名を迎えることができました。しかし、まだまだ部員を増やすべく勧誘を続けてまいります。

主将 大杉良人   


 既に大杉主将から報告のあったとおり、20−0で現役の勝利、おめでとうございます。
 
 土曜日から「またOBを勝たせてくれるのか」と挑発していたこともあってか、私が参戦した最近4回の中では一番迫力がありました。
 今回、体調管理など調整が上手くいったので、ファールぎりぎりのプレーを仕掛けました。
 まだ若い彼らは挑発にのって熱くなる場面もありましたが、(自分で仕掛けておいて何ですが)プレーで反撃してもらいたいものです。
 近い世代のOBの方々は皆さん用事で帰られたので、家が近いこともあり擦り傷の手当のため帰宅しました。
 前述の事情もありOB会に顔を出すと現役から袋叩きにされるといけないので欠席・・・、と言うのは冗談で偶然中学の友人たちから誘いがあり、その後2次会の最後の方にこっそり潜り込みました。
 やはり八巻のプレーは反則だと話題になっていたようです。
 
 年甲斐もなくこんなプレーをしたのは、いつも相手チームに同じようなことをやられておりその対策をしていないためです。
 どこのチームにもこんなプレーヤーは1人や2人はいるもので、特に強いチームになればなるほどルールを熟知しギリギリのプレーでチームを有利に導いています。
 私の経験では高校時代の桐蔭学園戦、夏合宿での一橋?大学戦でそう感じました。
 私のプレーを反則と言うのも構いませんが、倒されるときにOBチーム向きに倒されないこと、倒されたあと絡まれたままなら自ら振り解くぐらいの事はして欲しかったです。
 結果論から言えば今回の私のプレーでペナルティは取られていないと思います・・・
 
 あまりフェアーな方法ではありませんでしたが、これぐらいしなと自分たちの弱点に気が付かないのではないのでしょうか。
 試合を見ていない人からすると負け犬の遠吠えに聞こえますので、ちょっとデータを示しておきます。
 
  ビデオから判定したOBチームのターンオーバー
   前半 2回(試合20分、撮影10分)
   後半 4回(試合20分、撮影10分)
 
 上記回数は、撮影された前後半10分ずつからプレーが継続したもののみです。
 ターンオーバーしているがプレーが切れてしまったものや撮影されていないものを含めると相当数あったと思います。
 
 得点経過は以下のとおりで、こちらも少し気になります。
 
  得点経過(20分ハーフ)
   前半10分  5−0 12->FB
   前半21分 10−0 FB->5
   後半7分 15−0 P->ラック->FB
   後半13分 20−0 19->12->8->19->2
 
 ある程度、得点にかかわるプレーヤーが偏るのは仕方ないですが、その人に頼り切らないことです。
 最後のトライに絡んでいる19番は助っ人の巨漢で、それを除くと全てにFBが含まれます。
 彼はとても素晴らしいプレーヤーですが、このようなパターンのみで通用するのは、OB相手や6部でのことです。
 昨年5部で戦ってその事は十分わかっているのでは無いでしょうか。
 FBの力を十分に発揮してもらうためには、不必要なターンオーバーを無くし有効なボールをバックスに供給できるようフォワードを鍛えて下さい。
 
 前回の試合会場で医学部依田監督と話しをして、現役は「いいひと」だと言うことで意見が一致しました。
 練習を見る限りフォワードの力が弱い訳ではなく、試合で発揮してい(でき)ないと言うことです。
 4月10日の東京外国語大学戦でレフリーから注意を受けていましたが、今回もラックの中やジャッカル後にものすごくいっぱい手が出てきました。
 これも「いいひと」ならではのプレーでしょうか。
 地面にあるボールは足で扱うもので、前述した強いチームとの試合で寝ていると体中スパイクの跡だらけになった記憶があります。
 
 二次会で若手OBと話しをさせて頂き、いいOBだけでなく、悪い?(きらわれ)OBの助言も必要とこちらも意見が一致しました(みなさまはいいOBでいて下さい)。
 年よりOBの話しよりも、近い世代の意見の方が受け入れやすいと思いますので、若手OBの活躍を期待します。
 
 長くなりましたが最後に現役諸君へ、今年は勧誘も順調なようですので、春は苦労していいチームづくりをお願いします。
 OB戦の勝利に浮かれているのではなく、千葉大学や順天堂大学など強いチームと対戦して今の自分達の実力を確認して下さい。
 君たちの頑張り方しだいでOBのサポート(練習台、寄付金など)も変わってきますので。

昭和61年卒 八巻和幸