Record 2010
   Against Wako University


2010年6月26日行われた和光大学との試合結果です。

横浜市大 17−26 和光大学

 こんばんは。本日行われた和光大学戦についてお知らせします。
  前半(12-7)
  後半(5-19)
  計(17-26)
 で敗戦でした。
 プレー面では、ディフェンスのノミネート、アタックの意志疎通などが出来ておらず、攻守に渡りチグハグな内容でした。
 また、相手にトライをとられた後に雰囲気がとても悪くなり、その後切り替えてプレーすることが出来なかった点も反省すべき事項です。
 6部のチームを相手に敗戦を喫したことはとても悔しいことですし、また、恥ずべきことだと思います。
 応援に来ていただいたOBの皆様にも、不甲斐ない試合を見せてしまい大変申し訳ありませんでした。
 
 今一度、チームの状況を見直し、取り組まなければ秋のシーズンではまともな戦いが出来ないと思います。
 春シーズンは本日の試合が最終戦ですが、秋に向けラグビー部関係者の皆様の応援、激励をよろしくお願い致します。
 ありがとうございました。

主将 大杉良人   


 小雨の降る中での試合でしたが、それなりに写真は撮れました。
 得点経過は、以下のとおりです。
 
  市大 17−26 和光大
 
   前半18分  7− 0
   前半35分 12− 0
   前半38分 12− 7
  −−−−−−−−−−
   後半09分 12−14
   後半30分 12−21
   後半38分 17−21
   後半40分 17−26
 
 以下は、ビデオと写真に対するメモからまとめました。
 
  【DVD再生】【写真番号】 【コメント】
   前半13:30 P6260082   3番立って頑張っているが、この後ラックになりコントロールされたボールが出せない(結果は相手ペナルティだったがラックにせずモールでボールをコントロールした方が良かったのでは)。
   前半19:10 P6260101   これも相手のペナルティで助けられましたが、寝ているとボールを取られます。
   前半24:55 P6260129   ラインアウト直後、こんな感じで相手フォワードは殆ど歩いているチームに負けました。
   前半28:55        ノックオンの後だが相手の良い突進(真似してもらいたいもの)です。
   前半30:20        14番立ってサポートを待つが、球出しが悪く、その後の反応も悪くターンオーバーされる。
   前半32:05 P6261007〜09 11番ナイスタックルでターンオーバー、15番立ってサポートを待ち良いタイミングでラック、コントロールされた球出しができた。
 
  【DVD再生】【写真番号】 【コメント】
   ビデオカメラの調子が悪く始めの7分30描画欠落
   後半--:-- P6261070〜71 1番良い突進でしたが残念?
   後半07:20        3番立ってサポート待ってラックにするが、ラックが解消し9番が被られて球出し。
   後半09:30 P6261119   バックローちょっと出足が遅く、相手7番に上手く進路妨害(これも真似して欲しい)。
   後半09:35        7番スクラムでバインドしておらずレフリーにチェックされている(他バックローもあやしい)。
   後半10:25        13番あいだが詰まっていたこともあるが、タックル後のダウンボールがイーブン状態で危ない。
   後半11:40        11番立ってサポートを待ち良いボディコントロールでラック。
   後半16:40        14番(初心者)キックのカバーディフェンスの動きは教えた?
   後半16:45 P6261152   ここは良いタイミングでボールが出せましたが、この状態はスイープし過ぎてラックは解消されオンサイドにいる相手は誰でもボールへプレーできてしまいます。
   後半17:00        キャッチミス。基本通り半身になっていればノックオン取られずに済んだかも。
   後半20:05        初心者など3人モールサイドのオフサイド位置に残ったまま棒立ち。この後ターンオーバーされるが、これは相手オフサイド反則取られず。
   後半21:15        相手ペナルティから縦に長いモールで押し込まれトライを取られる(良いところは取り入れて下さい)。
   後半27:35 P6262032〜33 ラインアウトのキャッチまでは完璧なのですが、変化の無い球出しで、ハーフにプレッシャーが掛かっている。
 
 今年の対戦相手は、以下のとおりです。
 
  【大学名】  【順位】 【対戦成績など】
   千葉大学   5部1位 19−36 ○
   創価大学   5部2位 19−17 ×
   文教大学   5部3位 54−29 ×
   横浜市立大学 5部4位 36−17 横浜商科大学
   東京経済大学 5部5位  7−22 ○
   首都大学東京 5部6位 20−17 ×
   順天堂大学  6部1位 86− 5 千葉商科大学
   千葉商科大学 6部2位 52−27 横浜商科大学
 
 2チームに勝利していますが、昨年末の対戦を見ると千葉大と東京経済大の方が実力は上です。
 6部から上がってきたチームも結果だけから推論すると力は上のようです。
 昨年の戦い振りから今年勝てる相手として、首都大学東京と創価大を想定していましたが、春の結果はご報告のとおりです。
 私の感想だと選手個人個人の力は5部の中の上ぐらいで、チーム力は下から数えた方が早いと言ったところです(和光戦だけを見ると仲間を信頼しているように見えない)。
 
 私が現役のころとルールも変わり戦法も違うとは思いますが、各試合のコメントから言える勝手な結論です。
 ラックを作るつもりで味方のサポートも無いのに寝てしまうと、ジャッカルされたり相手に絡まれコントロールされたボールが出せない。
 またスイープし過ぎてラックが解消され、スクラムハーフにプレッシャーが掛かる場面も多く見られます。
 不用意に寝るとイーブンボールとなりボールをコントロールし辛いので、立ったままモールを作るつもりでボールをコントロールした方が良いのではないでしょうか。
 ラックに徹するのなら相手より早くポイントに到達して、スイープし過ぎることなくラックを形成し、コントロールしたボールをスクラムハーフに供給する必要があります。
 これは、チームの方針なので外部でとやかく言うことでもないので、主将・副将でよく話し合って決めて下さい(現在、チームのみなさんが統一した意思でプレーしているようには見えませんので)。
 
 私が4年の春の戦績は惨々たるものでしたが、夏合宿で秋を戦えるように変わりましたので現役諸君も頑張って下さい。
 ただちょっと不安なのは、当時の夏合宿は正味7日間ですが今は4日と半日です。
 また、練習も週休2日から3日となっています。
 この夏でチームを変えることは可能ですが、我々の時より時間が無いことだけは確かです。
 その分、指揮官である主将・副将が知恵を絞って取り組む必要があります。
 
 春シーズンと比べて欠員がでるような話しも聞いております。
 そうなると1年生が多く入部したとは言え、初心者も一人前として働いてもらわないと機能しません。
 10日の練習を見た限り、一目瞭然で初心者とわかる動きの部員が数名おりました。
 対戦相手がアップでこんな様子を見れば当然、集中攻撃の的にされます。
 このような状態で試合に出場すればケガをする可能性も高まります。
 初心者については、疲労が蓄積しない程度に特訓でも行わないと、試合に出たのは良いけれどケガでシーズンを棒に振ることになりかねませんので一刻の猶予も無いでしょう。
 
 最後にシーズン終了時に悔いを残さないためには、今できることはみんな試してみてください。

昭和61年卒 八巻和幸