Record 2012
   SUMMER CAMP


 夏合宿の報告です。
 私が見学した、24日、25日の結果は、以下のとおりです。

  24日 市大 21−54 駒澤大学
  25日 市大 33− 0 名古屋市立大学

 昨年4部2位、その前年は5部との入れ替え戦だった駒澤大学との対戦状況はホームページの写真をご覧下さい。
 前半早々に11番が脳震盪で退場し、駒澤大学から1名借りての試合となりました。
 市大3トライ中、1トライは借りた駒澤大学の選手によるもので、その他2トライもチームで取ったと言うより、個人の力での独走トライでした。
 失点は、まるでアタック重視の2対2、3対3の練習を見ているかのような展開で取られてしまいました。
 個々の力の差は、あまり感じられず、ずば抜けた選手がいたわけでは無いのですが、差を付けられてしまいました。
 とは言え良いところが、まるで無かった訳ではなく、練習してきたパターンや声が出ている場面もありました。
 アタックをしてもゲインできず押し下げられているときに、同じパターンを繰り返すのではなく、キックを交えるなど変化を付ければもう少し違った展開になったと思いました。
 こちらのディフェンスに問題があったのか、相手のアタックが良かったのか、駒澤大学はブレイクダウンで必ずゲインしてからボールをさばいており、お手本としたいものでした。


 25日は、ケガ人で人数が揃わず、前半は京都薬科大から1名借りた市大主体で戦い、後半は逆に3名を貸し出しての試合となりました。
 対戦相手は、初日22日の三つ巴戦に0−28で負けている名古屋市立大学で、対戦状況はホームページの写真をご覧下さい。
 初日に負けており、前日の駒澤戦の状況もあり、どうなることかと思いましたが、前半早々にトライを取ると、その後も次々にトライを上げ完封して前半を終えました。
 後半は、京都薬科大が主体でしたが、0−38と総合でも逆転されてしまいました。
 この日は、7名のOBの応援(写真あり)もあってか、個人技とチームプレーが上手く絡んで得点しておりました。
 このような戦い方をしていれば、失点を抑えることができ、効率的に得点できると思いましたが、初日の完封負けはどうしたのでしょうか。
 この違いを選手自身が感じ取り、秋シーズンに活かしてもらいたいものです。
2012年9月5日 昭和61年卒 八巻和幸